発音の異常について、吉岡先生が学外の こどもmirai研究会 にて講演されました！

発音の異常，異常構音って何ですか？

成長途上のお子さんにみられる発音の誤りのことです。

例えば、カ行がタ行に置き換わって 、「みかん」が「みたん」になるお子さんは時々いらっしゃいます。

今回研究会で話題にしたお子さんは、1つ1つの音はいえるのに、お話になると喉の方からだけ声 （あひるの鳴き声のマネをしているような音） を出すので、何を言っているのか全く分からない状態のお子さんでした。上の例のように音が単純に入れ替わっているのではないので、複雑です。

重症だったので、発音を確認する検査をするのも忍びないような状態でしたが、本人とおうちの方と協力しながら声の出し方や発音の訓練を頑張った事例です。

長岡市でお話しされた感触は？

お話しした会の会員には自閉症等の発達障害のお子さんの親御さんも何名かおられて、少し畑違いの話だったかもしれません。しかし、小学校入学前のお子さんが1年以上の訓練を経て、会話に困らないくらいに治ったのを聞いて感心しておられました。

在学生・高校生へメッセージ

発音だけの問題であれば、それは必ず治せる問題です。ただ、治療期間が長くなるお子さんもいます。そんな時、諦めずに取り組む粘り強さと、親御さんの不安を少しでも汲み取ってあげることが言語聴覚士にとって大切です。そんな言語聴覚士の仕事を一緒にしませんか！

～～～ ～～～ ～～～ ～～～ ～～～

吉岡先生，ありがとうございます．

みなさんも，お一人お一人に合わせたコミュニケーションと食べる支援について，一緒に勉強しませんか？

STは，言語聴覚士のことで，コミュニケーションとのみ込み（嚥下）を支える医療系国家資格のいる職業です．Speech-Language- Hearing Therapistsの略です．

新潟市北区島見町にある新潟医療福祉大学の言語聴覚学科広報ST Kouhouよりお届けしました．