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2024.04.30

地域の言葉の相談会への学生参加

こんにちは.言語聴覚学科卒業生の山口です.

行政が行う『言葉の相談会』に昨年9月と11月に参加させていただきましたので,その感想についてお伝えしたいと思います.

私は1年生の頃から学内の『言語発達支援センター』で臨床見学をさせていただいていました.

支援センターの見学についてはこちらの記事をご覧ください.

そのなかで,仕事の時間を割いてお子さんを連れてこられる親御さんの多さを実感し「お子さんが住んでいる地域のなかで支援できる場が増えるといいな」と漠然と考えるようになりました.

4年生の夏に地元の市役所から言語聴覚士として内定をいただき,吉岡先生にご報告したところ『言葉の相談会』にお誘いいただきました.行政はどのように支援の体制を整えているのか,そしてどのように実施しているのか興味があったため参加させていただきました.

言葉の相談会の見学

 相談会には正しく発音ができなかったり,まだ平仮名の読み書きが習得できていなかったりするお子さんなど様々な悩みを持ったお子さんとそのご家族がいらっしゃいました.同じ平仮名の読み書きができないという状態でも,お子さんによってやりやすい訓練の方法は異なります.どうすればその子にとって良い刺激になるのかをその場で判断し,実行する先生の姿を見学でき勉強になりました.

 また,相談会終了後には行政の方から,立ち上げまでの変遷や支援体制の整え方などを丁寧にご説明していただくことができ,貴重な機会となりました.この経験を今後の仕事の中で活かしていきたいと思います.

 先生方の臨床を学内外で見学できるとても恵まれた環境です.在学生のみなさんはもちろん,入学される1年生や言語聴覚士を目指す高校生のみなさんも,興味のあることに積極的に参加し,有意義な大学生生活を送ってほしいと思います.

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実習だけでなく,学内の臨床体験設備をたくさん利用され,自信がついたのではないでしょうか.

山口さん,ありがとうございます.

今は行政で働く言語聴覚士として,ご活躍のことと思います.

STは,言語聴覚士のことで,コミュニケーションとのみ込み(嚥下)を支える医療系国家資格のいる職業です.Speech-Language- Hearing Therapistsの略です.

新潟市北区島見町にある新潟医療福祉大学の言語聴覚学科広報ST Kouhouよりお届けしました.

#卒業生