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2019.11.01

言語発達支援センターの臨床_その2

こんにちは。

STkouhouです。

 

前回は、本学の言語発達支援センターで教員が行う臨床に、学生が参加する様子をお伝えしました。

今回は臨床に参加していた3年生の皆さんにお話をうかがいました。

 

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ーいつ頃から臨床に参加されているのですか?

Oさん:1年生の10月からです。
Iさん:はじめて参加したのは1年生の7月でした。その後はしばらく参加しておらず、今年の8月から再開しました。

ーお子さんへの対応はすっかり慣れた様子でしたね。

Oさん:だいぶ慣れました。
Iさん:先日小児の施設へ実習に行ったこともあり、実習に行く前よりお子さんに接しやすくなりました。どんなふうに接すればいいのかわかってきた感じです。

ー臨床ではお子さんに検査を行うこともあるそうですね。

Oさん:発音の検査や聴力検査をさせていただいたことがあります。フリートークを任されたこともあります。 

ー臨床後に先生からフィードバックがあるんですね。

Oさん:フィードバックは必ずあります。 
Iさん:訓練中の様子を振り返ります。ここの場面はこういう意味だったね、とか。
Oさん:見学した検査についてどう思った、感じたかなどを聞かれます。
Iさん:話し合いながら答えにつながっていく感じですね。
Oさん:そこが重要ですね。 
Iさん:一番知識につながる方法ですね。
Oさん:フィードバックは吉岡先生の研究室で行います。
Iさん:長いと1時間ぐらいお話してしまいます。楽しいです。

ーセンターの臨床に参加するきっかけは何でしたか?

Oさん:入学前から小児の臨床に関わりたいと思っていました。入学後の授業で吉岡先生が、センターの臨床を見学できますよ、とおっしゃっていたのを聞いて、参加を申し出ました。
大学生のうちに機会を活かして何かしたい、いろいろなことに挑戦してみたいと思っていました。 

それ以来、時間があるときは参加するようにしています。
3年の後期は授業がないので、朝から臨床に参加することもあります。

Iさん:大学に入学する前から小児を希望していました。
基礎ゼミ(1-3年の前期まで配属されるゼミ)の担当が吉岡先生で、臨床に参加しないかとお声かけいただいたのがきっかけです。
アルバイトもあって、一時参加できなかったのですが、吉岡先生の卒業研究ゼミ(3年の後期から配属)に配属になってから参加しています。

ー言語発達支援センターの存在は入学前からご存じだったのですか?

Iさん:知っていましたけど、入学の決め手ではなかったですね。

Oさん:私はセンターがあることを知りませんでした。 

ーはじめて臨床に参加したときはどうでしたか?

Oさん:小児の臨床に関心はあったけど、実は子どもは苦手でした。最初は先輩がいないと接することができませんでしたね。
臨床を通してお子さんとの接し方を学びました。今では子どもに対応するのは余裕です(笑) 

Iさん:私は子どもが苦手ではなかったんですが、それまで実際接したことが多くありませんでした。親戚にも小さい子はいなかったし。
この秋に小児の施設に3週間臨床実習でお世話になったのですが、施設で指導してくださった先生から、施設のお子さんへの対応をほめていただきました。大きい声で接することができていたみたいです。

 

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ー臨床に参加して、特に学んだことを教えてください。

Iさん:講義で習ったことを臨床で実際に経験すると、知識とつながりますね。

Oさん:言葉の発達を促す工夫として、お子さんの行動などを言語化するとことを学びました。今日のプラレールでも、(お子さんが走らせた電車が)速いね、走ってるね、など。テンション上げて接しています(笑)。 
Iさん:レールを組み立てるときに、こことここがつながるね、とか。
Oさん:できるだけお子さん自身で遊ばせて、それを助けるように意識しています。

ー最後に高校生へのメッセージをお願いします。

Oさん:小児の臨床を希望される方は、本学は言語発達支援センターで実際に臨床を見学できるのでおすすめです。
Iさん:私も同意見です。小児の臨床を希望されるなら実際に臨床場面を見学するのが一番だと思います。 

 

3年生の皆さん、ご協力ありがとうございました!

小児の臨床を行う言語聴覚士を目指す方、ぜひ本学への入学をご検討ください!

  

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