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2023.10.12

失語症友の会に参加しました!

こんにちは.言語聴覚学科2年の松本です.

ブログをご覧のみなさまは失語症をご存じですか?

「知ってる!」という方も,「知らないなあ」という方もいらっしゃると思います.

失語症は,言語聴覚学科ブログ・Instagramでも度々ご紹介しています.

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失語症とは,大脳の損傷によって『話す』『聴く』『書く』『読む』という言語機能が障害された症状です.

今回,新潟市東区にて開催されている失語症友の会(つくしの会)に参加させていただいたので,参加した感想をお伝えしたいと思います.

失語症友の会とは,失語症患者の方やそのご家族が集う場のことです.

全国各地で様々な会が活動されています.

つくしの会は新潟市東区で毎月第2土曜日の13:30から2時間ほど開催されています.

以前参加させていただいた時にもお会いした方と「お久しぶりです」とご挨拶したり,お話に加わらせていただいたりと,みなさまとても優しく,会は終始和やかな雰囲気でした.

つくしの会では言語訓練もされています.

今回はカテゴリ別の七並べをしました.

このカテゴリ別の七並べのルールを簡単にご説明します.

通常の七並べでは四種類の記号と数字を用いますが,この七並べではカテゴリと数字を用います.

例えば,『地名』というカテゴリであれば『新潟』『東京』など,そのカテゴリに属する単語があります.単語にはそれぞれ1~9の別な数字がふられているため,通常の七並べ同様に数字が連なるよう並べる,というルールです.

『地名』以外にも,『花』『家具』『総理大臣』など様々なカテゴリがありました.

カードの単語が,どのカテゴリに属するかも考えるので,脳トレになりました.

ちなみに,2回実施して私は最高で2位.一緒に参加した当学科の先生は1位を取られていました.

言語訓練の後,お菓子を食べながら近況報告等をし,この日の会は終了です.

失語症についてから美味しいご飯屋さんの話まで,様々な話をしました.

失語症友の会に参加させていただき,講義で学んだ失語症の患者さんやご家族のお話を聞けて,実際の患者さんやご家族はどういったお気持ちでいるかを考えることができました.

また機会があれば参加させていただきたいと思います.

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松本さん,ご報告ありがとうございます.

STは,言語聴覚士のことで,コミュニケーションとのみ込み(嚥下)を支える医療系国家資格のいる職業です.Speech-Language- Hearing Therapistsの略です.

新潟市北区島見町にある新潟医療福祉大学の言語聴覚学科広報ST Kouhouよりお届けしました.

#ブログチーム