国試本番まで残り1か月となります。
受験生は,「あとは,やるしかない」と腹をくくっている方が多いように見受けられます。
受験生へ今までの頑張りと振り返って,気持ちを落ち着かせて集中してもらうため,
次年度以降の受験生には,現状の国試対策の流れをお伝えするため,
国試対策のまとめ記事を作成します。
本学科には,国試対策の3つの柱があります。
3つの柱とは,「学科の対策」,「ゼミの対策」,「個別指導」です。
過去に説明した記事がありますので,ご確認ください。
以降は,時系列でまとめます。
Contents
次年度受験生模試
実習Ⅱに行く前の夏から,模試が始まります。年末頃まで複数回の機会があります。
国試本番は2時間半を午前・午後2回試験しますが,いきなりは難しいので最初の模試は2時間で半日です。
過去問にたくさん触れ,「深掘りノート」という問題の要素について理解を深める対策を行います。
大講堂で,今年度受験生と同じ会場で受験するので,緊張感の中回答するという練習にもなりますね。
第1回国試模試
先輩の国試本番が終わるとすぐ,第1回模試を行います。
最新の傾向の分かる問題なので,実際の実力試しになります。
春期集中講座
こちらは,例年対象者限定で行っていました。
実習Ⅲに行く前なので,実習でも活用できそうな専門科目を中心に理解を補強します。
講座に加え,対象者には個別指導が導入されます。
講座の中には,学習を進めていく方法についてのコマもありました。
第2回国試模試&ガイダンス
実習から帰ってくると,国試対策が本格化します。
夏の時期にしっかりと基礎を固めておくと,秋冬にゆったりと学習を進められお勧めです。
ガイダンスでは,国試対策のポイントや国試本番までのスケジュール,受験料や国試受験のための準備などを説明されます。
グループ指導
こちらは,例年対象者限定で行っていました。春からずっと個別指導は並走しています。
得点源となりえる科目を中心に,小グループに分かれて活動しながら,学修します。
夏期集中講座
今年度受験生全員が受講します。
非常勤講師による授業で, 実習前後ではなかなか手が回らなかった基礎科目を中心に,補強します。基礎科目は,低学年に開講されていますので,すっかり忘れてしまっていることもあるとかないとか。
学習法についてのコマや,卒業生による講話も行われます。
国試対策について不安や悩みを持つ学生も増えてきますので,学習方法の見直しや先輩の話を聞く機会があるのは良いですね。
第3回国試模試
模試の前後に,対象者向けの小グループ指導も行いました。
応用特講
夏が終わり,国試対策も折り返しがみえてきた時期です。
今一度気を引き締めて,全員合格を達成するため, 夏期集中講座で取り上げていない基礎科目を中心に復習していきます。
第4回国試模試
夏にぐっと伸ばすことのできた学生は効果を感じる頃です。一方,頑張っているのになかなか芽が出ない学生もいますが,みなさんコツコツとがんばっていました。
国試対策特別講座&強化月間
応用特講が終わると,国試本番まで毎日特別講座が開講します。
今年からの取り組みで,一部オンデマンド教材も作成使用しました。
コンセプトは「あと1点を積み重ねる」ですので,各コマを理解して合格をつかみとりましょう!
同時並行の強化月間は,対象者限定で小グループ指導と得点源となりえる5領域の勉強会を行いました。
秋期集中講座
外部講師による苦手科目の補講です。複数の先生に教わることで,相乗効果的にすっと理解できることがあります。
第5回~第7回国試模試
計3回の業者模試を用いました。経費はかかりますが,全国順位を知れ,現状の合格の可能性を把握することができます。
合宿
対象者と希望者が参加します。
今年度は,頻出ポイントの確認,演習,アウトプットという流れで活動をする予定です。
第8回国試模試
最後の模試です。
壮行会
先生方より応援のことばをもらい,受験票や希望者へ手配した切符などを手渡します。
国試ツアー,国家試験
道中の新幹線などは個別に移動ですが,ホテルにて国試委員の先生が待っています。
ホテルでは夜まで質問を受け付けてくれたそうです。
合格発表
毎年3月の下旬に発表があります。全員合格できますように!
応援しています!
STは,言語聴覚士のことで、コミュニケーションとのみ込み(嚥下)を支える医療系国家資格のいる職業です。Speech-Language- Hearing Therapistsの略です。
新潟市北区島見町にある新潟医療福祉大学の言語聴覚学科広報より ST kouhouがお送りしました。