本学言語聴覚学科の2年生から,授業を受けていて最近感じたことをお話ししてもらいました.
とても興味深い感想だったので,お伝えします.
1年生の勉強は正直「この知識はいつ使うのだろう」と思って講義を受けていました。なぜリハビリ職である言語聴覚士(言葉の先生)を目指すために入学したのに、神経や内臓のことを学んでいるのだろう、と少々困惑したこともあります。
しかし、2年生になり自身で患者の症状を考えるといった課題が増え、講義への向き合い方が『面白い』に変わりました。
例えば、「小児発声発語障害学」ではお子さんの発音の誤りを捉えますが、1年生で習った解剖や神経支配の知識、音声学の知識と繫がりました。神経科学では「内包後脚が障害されるとどのような症状が予想されるか」というような専門用語が含まれる課題があります。このような複雑な課題にも正解できた瞬間、これまでの積み重ねによる成長を感じ、『面白い』を実感することができます。
皆さんも、言語聴覚士となるための勉強を一緒にしてみませんか?
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STは,言語聴覚士のことで,コミュニケーションとのみ込み(嚥下)を支える医療系国家資格のいる職業です.Speech-Language- Hearing Therapistsの略です.
新潟市北区島見町にある新潟医療福祉大学の言語聴覚学科広報ST Kouhouよりお届けしました.