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2024.09.26

保護者が心理カウンセリング中,お子さんはどうする?


こんにちは.言語聴覚学科4年の小林,中山,番場,本間です.
私たちは石本ゼミに所属しています.

今回は,石本ゼミのゼミ活動について紹介します.
石本ゼミでは,月に一回,大学内でお子さんと関わる活動しています.
保護者様が心理カウンセリング中のお子さんとの関わりです.
主な活動としては,挨拶等コミュニケーション,ゲームやタブレットなどを用いたやり取りを行います.活動後は,先生を交えた反省会を行います.

お子さんとの関わりの流れの一例

16:30 挨拶
16:35 ジェンガ, トランプ, ドミノ等ゲームを用いたやり取り
17:10 タブレットを用いた質問タイム
17:30 活動の反省会

ゼミ活動を通して思うこと


このゼミでは主に2つの特色があると感じています.

1つ目は,小児の患者さんと関わることができる点です.
座学では小児の疾患やお子さんとの関わり方等を学ぶ機会はありますが, 大学生活や日常生活の場面では実際にお子さんと関わる機会はほとんどありません. しかし,ゼミ活動を通して臨床を見学させていただけるため,座学だけでは学ぶことができない知識や経験を得ることができます.

2つ目は,臨床経験を積むことができる点です.
活動を行う際には,今日はお子さんとどのようなゲームをするか,お子さんにどのような質問をするかを話し合い,臨床参加を行います.活動後には,先生を交えてゲームや質問に対してお子さんの反応はどうだったのか,その反応を踏まえて次回どうしていくか,など改善点も話し合います.訓練立案やそれに関する反省や考察等を行うという臨床場面で実際体験することを在学中から経験させて,より臨床で役立つことを体験することができます.

在学生・高校生へメッセージ


言語聴覚学科では,成人分野だけでなく,小児分野の授業があり,子どもの発達や疾患等を学ぶことができます.石本ゼミでは,小児の患者さんと関わることができる貴重な経験をすることができ,在学中から臨床経験を積むことができる点も本学科の魅力の一つだと感じています.

新潟医療福祉大学言語聴覚学科でお待ちしております!

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石本ゼミのみなさん,ありがとうございます.

石本ゼミでは,発達障害などにともなうお子さんや保護者様への心理的サポートについてや,サポートを通した子どもの理解を学べます.

石本先生のご紹介はこちら

石本先生は,言語聴覚学科所属の臨床心理士の先生です.

スクールカウンセリングなどの活動も行っており,本学科の心理系の科目を主にご担当されています.

実は,心理学的な考え方は,言語聴覚士の必須要素です.また,言語聴覚士と心理士は協働することもあります.

子どもと関わる仕事がしたいという方も,ぜひ言語聴覚士を視野に入れてください.

心理の先生だけでなく,幅広い専門分野の先生が在籍する本学科で,一緒に学びませんか?

STは,言語聴覚士のことで,コミュニケーションとのみ込み(嚥下)を支える医療系国家資格のいる職業です.Speech-Language- Hearing Therapistsの略です.

新潟市北区島見町にある新潟医療福祉大学の言語聴覚学科広報より ST kouhouがお送りしました.

#学生の活動