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2024.05.06

他学科の学生と症例について深く考える機会となる連携総合ゼミ

本学には,連携総合ゼミという授業があります.

本学科千葉先生担当のゼミと運営委員の桒原先生

本学科から参加した学生の戸田さんにインタビューしましたので,レポートします.

連携総合ゼミって何?

連携総合ゼミは様々な学科の学生が集まり、1つの症例について考えます。各学科から見た問題点やできることを伝え合い、協力して症例への対応方法を考えていきます。

参加しようと思った理由は?

大学で勉強していく過程で、他職種と連携することで患者様にアプローチすることが出来ると学びました。学生のうちに実際に他職種と連携しておくことは実習や就職後に役立つと考え、参加しました。

授業の内容は?

私は「サルコペニアの摂食嚥下障害による誤嚥性肺炎症例に対する他職種連携」というテーマのグループでした。サルコペニアは、加齢により全身の筋肉量と筋力が低下してしまう病気です。これにより食べる・飲むことに障害が出て、誤嚥性肺炎という病気になってしまった人が症例となりました。グループのメンバーは理学療法学科2人、作業療法学科2人、言語聴覚学科1人、社会福祉学科1人でした。この計5人で、それぞれの学科から見た問題点やリハビリ・退院プランについて話し合いました。自分の学科からだけでは見えなかった問題点に気づくことができたり、逆に他学科の人に説明したりと、勉強になることばかりでした。また、担当の先生や卒業した先輩方がたくさんアドバイスをしてくださったので、症例についてより深く考えることができました。今回の症例は言語聴覚士になれば絶対に遭遇すると思うので、大変勉強になりました。連携総合ゼミに参加して良かったです。

この写真は発表の時のものです。トラブルなどもなくスムーズに発表をすることができました。発表が終了したときにはグループ全員でほっとしました。

在学生・高校生へメッセージ

連携総合ゼミは症例について勉強できることはもちろんですが、他職種についても学ぶことができます。また、自分の目指す職種についても改めて学ぶことができます。そして、他学科の学生と協力するので、交流の輪を広げることもできます。
入学したらぜひ連携総合ゼミに参加してみてください!

戸田さん,ありがとうございます.

STは,言語聴覚士のことで,コミュニケーションとのみ込み(嚥下)を支える医療系国家資格のいる職業です.Speech-Language- Hearing Therapistsの略です.

新潟市北区島見町にある新潟医療福祉大学の言語聴覚学科広報より ST kouhouがお送りしました.

#学生の活動