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2023.06.02

コミュニケーションの種類を意識したことはありますか?

今回は,先日インスタで紹介した「言語聴覚障害概論」という 1年生の 授業について,

1年生が感想を届けてくれましたので,ご紹介します.

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 言語聴覚学科の一年前期(大学は一年度が前期と後期に分かれており、それによって時間割が変わる)には、「言語聴覚障害概論」という科目があります。

 言語聴覚学科の先生方は、言語聴覚士や医師として実際に働いている方々です。その先生方がオムニバス形式(授業ごとにその専門の先生が教えてくれ、授業担当の先生が決まっていない)で言語聴覚障害に関することを教えてくれます。

 今回は、その中でとても面白かった失語症の授業について紹介します。まず、失語症は「成人の言語障害」という分類で習います。今回の授業では、コミュニケーションの概念から教えて頂きました。失語症についての学びもとても面白かったですが、今回はコミュニケーションについて学んだことについて述べさせて頂きます。

 私達はコミュニケーションを取ることによって意思の疎通を図ります。コミュニケーションとは言語を使ったものでなくても良いのです。更に端的に言えば「会話=コミュニケーション」ではないのです。ジェスチャーや表情、視線の動きなど、あらゆるものがコミュニケーションの手段になり得ます。言語聴覚士はその中でも言語分野のエキスパートですが、失語症の方は上手く言語を操れません。もちろん、患者さんが今よりも上手く言語を操れるようサポートすることが言語聴覚士の仕事です。しかし、その過程で患者さんと意思の疎通を図るには、言語以外のコミュニケーションも大切です。

 言語聴覚士に興味のある方は是非、隣にいる友達や先生、家族の表情や視線を少し意識してみて下さい。身近な人であるほど言葉がなくとも何となく、何が伝えたいか分かる気がしませんか?

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学んだことをきちんと整理されているのが分かる,感想でした.

素晴らしいですね!

ありがとうございます!

さて,次の日曜日には

来場型オープンキャンパスがあります.

さまざまな体験プログラムをご用意していますが,在学生に日々の様子を詳しく聞けるコーナーも作る予定です.

授業の感想など聞けると思います.

体験プログラムのラインナップは以下の通り!

・個別相談コーナー‐教員や学生と話してみよう‐
・体験コーナー ‐ 聴覚検査や補聴器,超音波エコーや視線入力, 心理・言語検査 を体験してみよう ‐
・ミニレクチャー ‐講義を体験してみよう‐
・言語発達支援センター-言語発達支援センターの設備を見学・体験してみよう-

・キャンパスライフ紹介コーナー ‐各学年の大学生生活とは?‐
・学科説明コーナー ‐ 言語聴覚士ってなに? 学科の特徴ってなに?‐

ぜひお越しください.お待ちしております.詳しくはこちらの記事をご覧ください.

STは,言語聴覚士のことで,コミュニケーションとのみ込み(嚥下)を支える医療系国家資格のいる職業です.Speech-Language-Hearing Therapistsの略です.

新潟市北区島見町にある新潟医療福祉大学の言語聴覚学科広報より ST kouhouがお送りしました.

#失語症