こんにちは。ST kouhouです。
STは、言語聴覚士のことで、コミュニケーションとのみ込み(嚥下)を支える医療系国家資格のいる職業です。Speech-Language- Hearing Therapistsの略です。
新潟市北区島見町にある新潟医療福祉大学の言語聴覚学科広報よりお届けします。
佐藤先生は,新潟県言語聴覚士会の副会長を務められているST界の有名人です。
この度4月より,新潟医療福祉大学言語聴覚学科に着任されました。
佐藤卓也先生のこれまで
ご出身:北海道のド真ん中 美瑛町(びえいちょう) というところです。🐵さる年🐵生まれです。
学生時代の思い出:実家を出て初めての一人暮らしで自由を満喫しました。大学時代は心理学が専攻でしたので,それを生かしカウンセラーなどの臨床につきたいと思っていました。
STを目指したきっかけ:たまたま大学の先輩にSTがいてその人から話をきいて面白そうだと思いました。脳の働きがどうなっているのかをみる専門家という響きに感銘を受け,この世界に入りました。
経歴:長岡市の立川綜合病院がスタートです。その後,新潟大学医歯学総合病院,専門学校や短大の非常勤講師,新潟リハビリテーション病院勤務を経て,まいりました。急性期,回復期,生活期の失語症をはじめ高次脳機能障害,摂食嚥下障害,認知症をみてきました。
佐藤卓也先生のご専門
専門領域:高次脳機能障害の自動車運転再開支援リハビリテーションです。
高次脳機能障害とは~一般の方にも分かりやすいように説明してもらいました~:頭の病気によって,集中力が続かなくなったり,素早く反応できなくなったり,物を見ている視野が狭くなったりすることがあります。
自動車運転再開支援のリハビリとは~一般の方にも分かりやすいように説明してもらいました~:集中力や反応の様子を検査で確かめたり,シミュレーターで練習したりします。半年から1年以上長く行う人もいます。
佐藤卓也先生のご趣味
趣味といえるほどではないですが・・・
ジョギング(最近まったく…),カメラ(風景や初孫をパシャパシャ),クラフトビール,スコッチウィスキー
メッセージ
佐藤先生から皆さんへメッセージをいただきました。
在学生へ:学生時代にしかできないことがあります。楽しいことも辛いこともいろんな経験をしてください。それがのちの人生に生きてきます!
高校生へ:人と人をつなぐ大切なものは「ことば」です。おいしいものを食べることも人生を豊かにします。それを大事にする仕事が言語聴覚士です。一緒に人のつながりと食の楽しみを助けましょう!