2年生の授業ってどんなもの?
前回は1年生の科目でしたが、2年生になると更に医学的な内容が増えてきます。
専門基礎科目群が14項目、専門専攻科目群が14項目と1年生の倍の科目数となり、どんどん専門に特化していきます。
言語聴覚士は「ことば」「声や発音」「聞こえ」「食べること」に障害をもつ患者さんの支援を行います。そのため、それらをつかさどる脳や口、耳の知識はとても重要になってきます。
1年生の科目解剖学では身体の全体を広く浅く学びますが、2年生の科目神経科学、臨床歯科医学や耳鼻咽喉科学などでは脳、口、耳をより深く学ぶことになります。
また2年生では成人言語障害学Ⅰや聴覚障害Ⅰといった「障害学」がつく科目が増えてきます。
障害学では、「ことばがはなせない」「耳の聞こえが悪い」といった障害とは何か?を学びます。
2年生になると、少しずつですが言語聴覚士とはどんな仕事なのかがイメージできるような講義になってきます。