4年生は言語聴覚士国家試験を終えると、学生生活最後のイベントとして卒業研究発表会を行います。
卒研ゼミでは言語聴覚士の様々な分野から興味があるテーマを選び、1年半もの時間をかけて卒業研究(必修科目)を作成し、発表します。
今年度は2月26日、27日に発表会を行いました。
発表7分、質疑応答3分という形式でパワーポイントも使用し、本格的な学会発表さながらです。
ちなみに平成20年度の卒業研究テーマの一部をみると…
【アルツハイマー病 (Alzheimer's Disease) における構成障害の検討
‐図形模写課題と他の認知機能課題との比較検討‐】
【特別支援教育への言語聴覚士の関与について
~現状と今後の可能性 小学校教員へのアンケート調査を通して~】
【味覚・視覚・嗅覚情報が摂食・嚥下機能に及ぼす影響】
【右半球損傷後の2症例が呈した失文法に関する一検討】
【自動詞と他動詞における心像性の差異の検討
~動詞の種類により心像性が語彙処理に影響を及ぼす可能性~】
…と、ゼミによってさまざまな研究がなされていることがわかります。
発表会は3年生も出席します。
これからの研究の進め方や発表の仕方など、先輩の姿から学ぶ場でもあります。