普段、みなさんが何気なく行っている、「言葉を話す」、「理解する」、「考えて判断する」、「分析する」、「計算する」、「記憶する」といった様々な行為。
これらを可能にしているのは、みなさんの脳が情報を処理する機能をもっているからなんです。
そう。まるでコンピューターのようですね。
でも本当は、最新のコンピューターよりもみなさんの脳のほうが、はるかに高度な情報処理機能をもっているのです。
このような脳の情報処理機能を認知機能といいます。
ところが、脳に障害を受けると、こうした様々な認知機能が低下し、その結果、言語、判断、記憶などの機能が障害されます。
これを「認知機能障害」といいます。
脳のどの部分が障害されるかによって、どんな認知機能障害が起こるかも違ってきます。
また、言葉の障害をもつ方の中にも、認知機能障害によって言語の機能が障害された方もいれば、運動機能の障害によって声や発音などの機能が障害された方もいます。
認知機能障害にはどのようなものがあるか、このブログでも少しずつ紹介したいと思います。