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2019.05.21

神経科学演習_脊髄その2

こんにちは。

STkouhouです。

 

前回から2年生の授業科目『神経科学』をご紹介しています。

この授業では脳、脊髄、末梢神経についての解剖生理や検査方法、関連する症状や疾患について学びます。

脳の損傷に関わる障害のリハビリテーションに携わる言語聴覚士にとって、大変重要な科目です。

  

講義担当は今村徹教授です!

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今村先生の紹介はこちら

 

脊髄に関する演習の続きです。

今回も筋伸張反射である、膝蓋腱反射とアキレス腱反射を学びます!

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先生のお手本を見た後はすぐに実践です!

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膝蓋腱反射は比較的なじみがあるのと、

反射が大きく出る人が多くて、すぐに成功する人が続出しました。

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そんな中、なかなか膝蓋腱反射が生じない人が…

今村先生の腕を以てしても難しいようです

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しかし今村先生が被験者に、

座位で両手を組み、左右に強くぐっと引くようよう指示します。

ワンテンポ置いて先生が打腱器を振ると、はっきりとした反射が生じました!!

その瞬間、皆からワッと歓声が上がりました

 

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この方法はイェンドラシック法というもので、
被験者の注意を一時的にそらして反射を増強させる方法です。

 

もともとはっきり反射が出ていた人は、

イェンドラシック法を行ってもはた目には変化がわかりませんが、

被験者は、この方法によって反射が増強された感覚を得られていました!!

 

皆、実際に自分や相手の体を使って反射を体験することで、

反射のメカニズムの理解が深まってきました

 

反射の評価は主に医師が行いますが、

今村先生は、言語聴覚士であっても、

反射を評価できるようになってほしいとおっしゃっていました。

 

次回は脊髄と反射の演習最終回です。

お楽しみに

 

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