こんにちは。
STkouhouです。
本学にはいろいろな部活・サークルがありますが、言語聴覚学科の学生に人気なのが手話部です。
先日その手話部の活動を取材しました!!
5月のある木曜日の夕方、会場の教室の席はだいぶ埋まっていました。
結構な女子率の高さです。
あとで知ったのですが、今年の新入部員の半分以上が、本学科の女子学生でした。
最初に2年生が、手話で自己紹介をしました。
「私の名前は…」の手話は右手の親指を左手の甲に押し付ける動きをします。
印鑑を押す動作を模しているそうです。
続けて自分の名前を表現します。
引き続き2年生から、自己紹介の方法のレクチャーがありました。
今度は新入部員が自己紹介に挑戦です!
2年生は、自分の名前に使われている漢字を意味する手話を使って自己紹介しましたが、
初心者の新入生はまだできないので、指文字の表を使って自己紹介しました。
指文字表とは、日本語の1音1音を手話で表した、いわば手話の50音表のようなものです。
その後、大学名や学科名、学年などの表現を皆で行いました。
ちなみに『新潟』は、両手の手のひらを上に向けて、小指側をこするように交互に前後させる動きをします。
港に出入りする船の様子を表しているそうですが、なんだかかわいい動きでした。
皆熱心に練習します。
新入部員の皆さんに、入部の理由をお聞きしました。
手話ができたら言語聴覚士となった時に役立つ、身振りに近い動きをするので覚えやすいと思った、先輩から学生生活のいろいろな情報を得られる、などが主な理由でした。
言語聴覚士の養成課程には、聴覚障害の講義はありますが手話を習う機会は特にありません。
実際に手話を使用できる言語聴覚士も多くありません。
しかし手話を使用する聴覚障害者の人は増えてきているので、言語聴覚士として身に着けておくときっと役立つと思います。
最後に、活動をまとめている2年生にお話を伺いました。皆さん本学科の学生です。
―部員には言語聴覚学科の学生が多いようですが、他にはどのような学科の学生が所属していますか?
現在は作業療法学科、看護学科、社会福祉学科、放射線学科、視機能科学科の学生が所属しています。
―別の学科の学生と知り合うことができますね。活動頻度はどの程度ですか?
週1回です。月2回ほど、外部講師を招いて手話を教えていただいてます。
―日ごろの成果を発表する機会はありますか?
秋の大学祭(伍桃祭)の際に、手話で歌の歌詞を表現するステージを行います。
去年は米津玄師の『Lemon』や星野源の『恋』、ユーミンの『やさしさに包まれたなら』を披露しました。
模擬店も出しました。手話部名物、豆腐ドーナツはなかなかおいしいですよ!
今年の伍桃祭ではぜひ、手話部のステージを見に来てください!!!
―最後に本学科への進学を検討中の高校生に、メッセージをお願いします!
手話部に入る人はみな手話初心者ばかりです。
入学したらぜひ一緒に活動しましょう!!
2年生の皆さん、ありがとうございました!!
本学への進学をご検討されている方はぜひ、伍桃祭で手話部のステージをチェックしてください!!
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