こんにちは。STkouhouです。
本学の特徴的なカリキュラムの一つに、『連携総合ゼミ』の開講があります。
この科目は多職種間連携教育を実践する科目として、開学当初から開講されています。
4年次前期に開講され、他学科や別大学の学生と混成で一つのチームを形成し、具体的な症例をもとに、グループワークを通じて支援策を検討します。
学生たちは自身の学科に関連する専門知識・技術を活用し、他学科の学生と協働して課題に取り組みます。
この経験を通して学生は、将来「チーム医療・ケア」の現場で必要となる関連職種への理解やチームワーク技法について実践的に学びます。
今年は9月3日 (月)〜9月7日 (金)の5日間で開催されました。
15の事例に対し,フィリピンの大学(サント・トーマス大学、アンヘレス大学)と台湾の大学(陽明大学、中山医学大学)からも学生が参加し、各課題に取り組みました。
本学科からも、4年生が4人、大学院生が1人参加しました!
事例担当教員として当学科の桒原桂先生、協力教員として渡辺時生先生、石本豪先生も参加されました!
今回当学科参加者の取り組んだテーマは、下記の通りです。
『脳性まひ(疑い)児と育児不安をもつ母への成長・発達支援』
『女子高校生競技者の食行動異常、無月経、骨粗鬆症』
『重度四肢まひ者の家庭復帰計画』
『高齢者の骨折予防・治療と生活支援』
『高齢者への投薬』
『聴覚障害のある幼児を持つフィリピン人の母親への支援』
一つの事例に対し他職種と連携して関わることは、学外実習に出るまでなかなか経験できる機会がありませんので、当大学のカリキュラムは画期的な内容だと思います。
多職種と関わることで、事例をより広い視点を持って接することができ、より良いリハビリにつながっていきます。
ぜひ今回学んだことを将来仕事についたときに活かし、チーム医療の得意な協調性のある言語聴覚士になってほしいですね!