疾病や障害のお話のアーカイブ

2008.12.26

失認 agnosia

脳が情報を処理する機能の障害である認知機能障害のなかに、 「失認」 という不思議な障害があります。 まず、この絵を見てください。 これは、ルーベンスの有名な論文で報告された失認の患者さんのものです …

2008.11.24

動揺病 motion sickness

日本ではあまり耳慣れない病名ですが、「乗り物酔い」と言い換えればわかる人は多いのではないでしょうか? 多くの人は、乗り物に乗ったときに具合が悪くなるという経験があるかと思います。 では、乗り物酔いは …

2008.10.23

失語 aphasia

ことばの障害にはいろいろな種類があります。 そのなかで、脳の中でことばをつかさどる領域が損傷されたときに生じる障害・・・ それが『失語』です。 ことばをつかさどる領域に問題がおこると「話す」「聴く」 …

2008.10.20

認知機能 cognitive function

普段、みなさんが何気なく行っている、「言葉を話す」、「理解する」、「考えて判断する」、「分析する」、「計算する」、「記憶する」といった様々な行為。 これらを可能にしているのは、みなさんの脳が情報を処 …

2008.10.17

自閉症 autism

みなさんは、人とのかかわり方をいつ学んだのか憶えていますか? 人は成長していく過程で、外界から様々な刺激を与えられます。 これらの繰り返し与えられる刺激を受けとめることによって、ことばや人とのかかわ …

2008.10.10

QOL Quality of Life

パンフレットなどでも数多く登場する「QOL」 QOLとはQuality of Lifeの略で、直訳すると『生命の質』、『生活の質』となります。 医療現場では長い間、「いかに長く生きるか」が課題となっていました。 しか …

2008.09.12

誤嚥  aspiration

物を食べるとき、のどの仕組みにより食物や唾液は食道を経て胃に送られます。ところが、この働きが上手くいかず、飲み込んだものが気管や肺に入ってしまうことがあります。これを「誤嚥(ごえん)」と言います。誤 …

2008.08.18

騒音性難聴 nois-induced hearing impairment

大きな音を聞き続けることによっておこる難聴です。 徐々に聞こえが悪くなっていくので、聞こえないことに気づきにくい側面をもっています。ある日、ないしょ話のような小さな声が聞こえにくいことで気づく障害で …

2008.08.06

脳卒中 stroke

「脳卒中」ということばを聞いたことはありませんか?「脳卒中」は脳出血(脳の血管が破れる)や脳梗塞(脳の血管がつまる)でおきる発作の総称として使われてきたことばで、「脳血管障害」の分類のひとつです。 …

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