こんにちは、STkouhouです。
熊本で開催された日本神経心理学会に当学科の大石如香先生が参加なさいましたので、
ご報告いただきます。
日本神経心理学会とは、脳科学を中心とする臨床領域について研究する学術集会で、
医師・言語聴覚士・作業療法士・臨床心理士などが研究報告をする会でもあります。
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日本神経心理学会参加報告 報告者:大石如香先生
先日、9/15(木)、16(金)と、日本神経心理学会に参加してきました。
今回は、熊本で開催で、熊本の復興支援を兼ねた学会となりました。会場は、熊本城のすぐそばで、学会会場からも熊本城の痛々しい姿が見えました。
『神経心理学』は、脳にダメージを受けることによって、ヒトの行動や精神、言葉や記憶などの高次脳機能にどのような影響を及ぼしているのかを研究する学問です。
奥が深くて、大変興味深い分野です。
今回は、本学科の今村教授がランチョンセミナーで『認知症の家族教育とエンパワメント』についてご講演されました。
また、本学科の内山信先生と、助手の加藤梓先生も認知症に関する発表をされていました。
たくさんの卒業生も認知症関連のポスター発表をしていましたが、卒業生と会えることも、学会の楽しみの一つですね。
厚生労働省は、2025年の認知症患者は、現状の約1.5倍となる700万人を超えるとの推計を発表し、今後、65歳以上の3人に1人が認知症患者とその予備軍となる見込みが示されています。
今後、言語聴覚士の役割が非常に重要となってくる分野です。
また、学会会場に”くまモン”が登場し、実に盛り上がりましたよ~。
以上、学会参加のご報告でした。