こんにちは、海馬です
改めまして、皆様あけましておめでとうございます!
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、皆さん、今年の抱負は何でしょうか?
海馬は、「苦手な領域の本を読む」ことです。
お恥ずかしながら、私立純文系人間の癖に、歴史が大の苦手です。
年号を覚えるのは全然ダメですし、何よりも人の名前や出来事の経過や理由などを理解するのも苦手なんです。推理小説も似たような理由で大の苦手です。
でも、昨年末に、とある作家の「太平記」の漫画を読み、足利尊氏や楠正成がどういう人物だったのか、南北朝の天皇がどうして生じてしまったのか、どうして鎌倉幕府が終わってしまったのか、などなど、自分なりに新しい発見があり、大変感動しました。
高校の日本史の教科書を見ると、鎌倉幕府のことに書かれた文は、ほんのごくわずかなんですよね。でも、たったその数行の間に、何冊も詳細に書いても足りないくらいの、複雑な人間関係や一つひとつの細かい戦などがあったわけです。教科書って、ものすごい凝縮された情報の塊なんだな~と改めて感動したわけです。教科書に書かれている情報で、不要なものやどうでも良いことなど、一つもないわけなんですよね。
ともあれ、年末の経験から、今まで食わず嫌いしてきた苦手な領域の本を、嫌がらずにできるだけ楽をして読むようにしよう!と今年は決意しています。
写真は、大阪伊丹空港の壁に掲げられていた畿内図です。
太平記を読んで少し理解できたら、今まで馴染みのなかった畿内の土地の名前が、とっても親近感が湧いてきました。古いけれど新しいことを知る楽しさって、良いものですね