こんにちは、海馬です
今月末から、当学科3年生の臨床実習が始まります。
海馬も二十年ほど前に言語聴覚士の学生時代、実習に行きました。
横浜にある小児の医療センターでした。
指導者の先生が、学部は違いますが同じ大学の大先輩ということもあり?
かなり優しく可愛がっていただけました。
実習が終わり、御礼状を郵送したところ、とてもご丁寧なお返事と詩集が
一冊送られてきました。
その先生が書かれた詩集とのことでした。
ペンネームは、先生のお名前と違うのですが、奥付の著者紹介欄にある
先生のお写真で、同一人物だとすぐに納得しました。
また、奇しくも私が生まれた年にその先生は大学を卒業されていて、ご縁
を感じさせられました。
「ことばパンのおみせ」(みねぎし なつめ)1985年、らくだ出版
残念ながら、既に絶版となっているようで、購入はできないようです。
特に私が好きな詩を一つ紹介させていただきますね。
「らっかせい」 (みねぎし なつめ)
ふゆの
よるの
あつまりの
しずかな
はなしの
ばんそうは
らっかせいの
からを
わる
おと
ひとつ もひとつ
しずかに
はなしに
かさなって
ひとつ もひとつ
子どものころに、家でらっかせいを食べながら、家族で歓談した思い出がよみがえるような、そんな、ほのもぼとした気持ちになれる素敵な詩ですね。