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2015.09.16

「ことばパンのおみせ」

こんにちは、海馬です



今月末から、当学科3年生の臨床実習が始まります。

海馬も二十年ほど前に言語聴覚士の学生時代、実習に行きました。

横浜にある小児の医療センターでした。



指導者の先生が、学部は違いますが同じ大学の大先輩ということもあり?

かなり優しく可愛がっていただけました。



実習が終わり、御礼状を郵送したところ、とてもご丁寧なお返事と詩集が

一冊送られてきました。

その先生が書かれた詩集とのことでした。

ペンネームは、先生のお名前と違うのですが、奥付の著者紹介欄にある

先生のお写真で、同一人物だとすぐに納得しました。

また、奇しくも私が生まれた年にその先生は大学を卒業されていて、ご縁

を感じさせられました。

ことばパンのおみせ」(みねぎし なつめ)1985年、らくだ出版

Dsc_0194

残念ながら、既に絶版となっているようで、購入はできないようです。


特に私が好きな詩を一つ紹介させていただきますね。


「らっかせい」 (みねぎし なつめ)



ふゆの

よるの

あつまりの

しずかな

はなしの

ばんそうは

らっかせいの

からを

わる

おと


ひとつ もひとつ


しずかに

はなしに

かさなって


ひとつ もひとつ



子どものころに、家でらっかせいを食べながら、家族で歓談した思い出がよみがえるような、そんな、ほのもぼとした気持ちになれる素敵な詩ですね。

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