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2015.07.09

「僕の声は届かない。でも僕は君と話がしたい。」

こんにちは、海馬です


今日は、こんな素敵な本を紹介します。

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「僕の声は届かない。でも僕は君と話がしたい。」

(近藤誠、2015、角川書店)

著者の近藤さんは、若くして(28歳で)脳梗塞で倒れました。

国立がんセンターの医師でした。

脳梗塞によって、身体の麻痺以外にも、言葉を話すことも、聴くことも難しくなったそうです。

Facebookのご本人のページによれば、初台リハビリテーション病院でリハビリ訓練を受けて、今ではiPadを使って会話ができるようにまでなったそうです。おそらく、言語聴覚士の訓練も受けたと思います。初台リハビリテーション病院には、本学科の卒業生も勤めています。

近藤さんの話では、やはり「会話ができない」のが何よりも苦痛だったそうです。

改めて、人間が人間らしく生きていくためには、いかに「ことば」が大切か、実感させられますね。

ニュースや各種サイトでも取り上げられています。

一部をご紹介します。


脳梗塞の元医師が「闘病の記録」(TBS NEWSi) 2015年7月3日

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2532148.html

5万人が共感!死の淵から生還した若き医師の魂の叫び『僕の声は届かない。でも僕は君と話がしたい。』角川書店から6月27日発売(マイナビ)2015年6月28日

https://gakumado.mynavi.jp/gmd/articles/14165

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