こんにちは、海馬です
今日は、こんな素敵な本を紹介します。
(近藤誠、2015、角川書店)
著者の近藤さんは、若くして(28歳で)脳梗塞で倒れました。
国立がんセンターの医師でした。
脳梗塞によって、身体の麻痺以外にも、言葉を話すことも、聴くことも難しくなったそうです。
Facebookのご本人のページによれば、初台リハビリテーション病院でリハビリ訓練を受けて、今ではiPadを使って会話ができるようにまでなったそうです。おそらく、言語聴覚士の訓練も受けたと思います。初台リハビリテーション病院には、本学科の卒業生も勤めています。
近藤さんの話では、やはり「会話ができない」のが何よりも苦痛だったそうです。
改めて、人間が人間らしく生きていくためには、いかに「ことば」が大切か、実感させられますね。
ニュースや各種サイトでも取り上げられています。
一部をご紹介します。
脳梗塞の元医師が「闘病の記録」(TBS NEWSi) 2015年7月3日
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2532148.html
5万人が共感!死の淵から生還した若き医師の魂の叫び『僕の声は届かない。でも僕は君と話がしたい。』角川書店から6月27日発売(マイナビ)2015年6月28日
https://gakumado.mynavi.jp/gmd/articles/14165