こんにちは、海馬です
ちょっと前に新聞の広告でこんな本が紹介されていました。
「沈みゆく大国アメリカ 〈逃げ切れ! 日本の医療〉」 (堤未果、集英社、2015)
「沈みゆく大国 アメリカ」の続編だそうです。タイトルが紛らわしいのでご注意を!
前編の方は、本学図書館にも所蔵されているのを確認しました。最新版の本書も、きっと近いうちに図書館に所蔵されることと思います。
今回の「逃げ切れ!日本の医療」と副題がついている版の後編は、今年の5月20日に発行されたばかりです。海馬は珍しくAmazonではなく近所の本屋さんで買いました。
本の帯には、「あなたは盲腸手術に200万円払えますか?」という挑発的な疑問が投げかけられています。
でも、これは近い将来、現実になるかもしれないことなのです。
アメリカの医療保険制度の問題は、マイケル・ムーア監督の映画「シッコ SiCKO」で既に知っている方も少なくはないと思います。
海馬も医療従事者の端くれだからこの本の片棒を担いでいるわけではありません。
日本独自の素晴らしい国民皆保険制度について、改めて国民一人ひとりが真剣に考えるべきだと思い、紹介したいと思いました。
誰の意見が正しいかは、読者、国民一人ひとりが自分で判断すればそれで良いと思います。
平易な新書ですので、ぜひ一度は手にとって読んでいただきたいです!