こんにちは、海馬です
以前にもご紹介したことがありますが、本学の特徴の1つが、「連携教育」です。
多職種が集い協同して対象者への支援を行うチームアプローチを学びます。
学年ごとに連携教育の課題があり、海馬が科目担当している「保健医療福祉連携学Ⅰ(医療現場)」は、3年前期前半に開講しています。10学科(視機能学科は今年はまだ3年生が存在しないため)から学生たちが集まり、1グループあたり6~7人程度で編成され、全部で24グループで、仮想事例に対する検討(ディスカッション)や発表(プレゼンテーション)を行います。
教室でのディスカッションの様子です。
身を乗り出すように、全員で真剣に話し合います。
素晴らしいですね
計8コマ(週1コマ)と短い期間ですが、とても濃密な授業・演習です。
協同してチームアプローチをするということは、単純にメンバーが増えるということだけではありません。今まで思いつかなかった新しい支援の視点を発見したり、自分自身の専門性を多職種からの援助でますます深めることができるという利点があります。
もちろん、世の中きれいごとだけではありません。多くの人が関われば関わるほど、意見も異なる場合だってあるでしょうし、感情的なぶつかり合いだってあってもおかしくありません。しかし、そのような困難さを乗り越えて「連携」することの大切さ、難しさを学ぶことがとても重要なことです。
本学では、連携教育に力を入れております。
医療系の大学が多々あるなか、このような取り組みを行っているところは少ないようです。
卒業後、きっとこれらの経験が活きていくものと信じております