2026.03.16
本学科の原修一先生が,山口県地域連携推進リハビリ専門職養成研修の講師をされました。その際の様子についてインタビューしましたので,レポートします。


Q:地域連携推進リハビリ専門職養成研修って何ですか?
山口県では、介護予防事業や地域ケア会議等へのリハビリテーション専門職等の参画による効果的な介護予防の取組を推進するため、地域にある地域包括支援センターとの連携を推進するリハビリテーション専門職(地域連携推進リハビリ専門職)を養成する「地域連携推進リハビリ専門職養成研修会」を山口県理学療法士会に委託し実施しています。この研修は、新潟県はもちろん、各県でもその特性に合わせて実施されています。
高齢者が自分の暮らす地域で活き活きと生活するには、介護にならない、健康寿命を延ばすための介護予防の視点が必要になります。また、地域ケア会議では、地域に住む個々の高齢者が抱える身体・精神・生活環境に関わる問題について、各専門職が専門的な視点からアドバイスをします。この養成研修では、高齢者が活き活きと生活するためのヒントを与えることのできる地域の高齢者の味方になる専門家を養成します。私は、2015年からこの研修に関わっています。


Q:研修の内容は?
研修会の形態は、コロナ禍前までは会場での講義でしたが、コロナ禍中・後は、会場とオンラインのハイブリッド方式で実施しています。
今年度は全6日間の研修会でした。研修会では、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、歯科衛生士、管理栄養士、介護予防に関わる研究員などが講義をされています。
私は言語聴覚士として、「介護予防と口腔機能」「介護予防とコミュニケーションスキル」のテーマでお話しをしました。今回の講義(2026年1月25日)は新潟が大雪でしたので、オンラインでの参加となりました。「介護予防と口腔機能」では、食べることに関わる口の機能やその低下について、低下を予防するための方法などをお話ししました。「介護予防とコミュニケーションスキル」では、コミュニケーション能力の維持が高齢者の心理的状況や社会参加に重要であるであること、聞こえと認知症との関連性、コミュニケーションに障害を持つ方々とのコミュニケーションの方法などをお話ししました。両方の講義では、自分が実施した研究成果も交えながらお話しさせていただきました。


在学生・高校生へメッセージ
言語聴覚士の仕事は、最近は病院や介護施設などのエリア内から、地域に生活する高齢者やお子さんのコミュニケーションや食べることに関する問題への支援へと広がっています。さらに皆さんの言語聴覚士としての活躍の場は、AIやロボットの活用など、さらに広がりを見せることでしょう。
是非広い視野を持った言語聴覚士になってください。
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原先生,ありがとうございました。
言語聴覚士の仕事は,得意分野を発揮できる領域が広いです。それぞれの関心にあわせて,病院勤務,支援所勤務,独立開業など色々な働き方をしている方がどんどん増えています。
新潟医療福祉大学言語聴覚学科には,さまざまな領域でのご経験が豊富な先生方が揃っています。
みなさん,一緒に言語聴覚士を目指しませんか?
3/29(日)に来場型オープンキャンパスがあります。詳細,お申し込みはこちらから

STは,言語聴覚士のことで、コミュニケーションとのみ込み(嚥下)を支える医療系国家資格のいる職業です。Speech-Language- Hearing Therapistsの略です。
新潟市北区島見町にある新潟医療福祉大学の言語聴覚学科広報より ST kouhouがお送りしました。