2025.12.15
前回の続きです。
UROPを行った感想について書いてくれました。
≪検査を行う上で大変なこと≫
SISI検査を行う上で大変なことは教示です。「変化したと感じたらボタンを素早く押してください。」と被検者に伝えるのですが、変化する音の変化量が1㏈と小さな変化のため、まず5㏈の変化が被検者にわかるかどうかを確認してから検査を開始します。
1回で伝えることを目標とせずに被検者の方にわかりやすく伝えらえられるように使う言葉を考えて教示を入れることを意識していきたいです。
≪UROPを履修するうえで大変なこと≫
今回の研究テーマが被検者の協力が必要不可欠なテーマであったためデータを集めることが大変でした。初めは緊張をしながら行っていた検査も件数を重ねていくうちに慣れてきました。担当の先生に褒めていただく機会も増え成長を実感しました。
≪UROPを履修してみて≫
初めはUROPを履修すること自体迷っていましたが、他学科で履修している先輩の影響や、聴こえの検査をスムーズに実施できるようになりたいとの気持ちから履修の決めてよかったと感じています。来年度履修するか迷っている方は履修することをお勧めします!
聴こえの検査の測定の仕方は2年後期の聴覚障害Ⅰ演習で学修します。学科を二つのグループに分け、より少人数で実際に機器を使いながら測定を行うためわからないところは自分が納得するまで教えてもらうことができます。
2年生後期の授業から演習授業が入ってくるため1年生で学修したことが繋がると感じることが多く、大変ですが楽しいです!

👆検査を行うG408の部屋には検査機器が沢山あります!オープンキャンパスでも入ることができます.聴力検査を実施する部屋なので完全に締め切ると音が響きにくい静かな部屋になります!(防音室)
≪高校生にメッセージ≫
言語聴覚士は「話す」「聴く」「食べる」のスペシャリストです!
1年生のうちから「音声学」「音響学」「心理学」などの言語聴覚士になるために直結する学修が始まります!2年生になると1年生で得た知識をさらに深めるための学修や演習授業も本格的に始まります。
学科の人数自体は少ないですが沢山の優しい先輩や「知りたい!」に応えてくださる先生方、困ったときに助けてくれる同級生がいます!
特に先輩は、勉強方法のコツや、実習の時の体験談などお話してくださり、何度も助けていただいてます!
【言語聴覚士】 の仕事に少しでも興味がある方は、3月に開催されるオープンキャンパスに参加していただけると嬉しいです。
たくさんの方のご来場お待ちしております!
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池田さん、ありがとうございました。今回の検査が、今後の講義や実習、卒業研究に活きてくるはずです。結果が出たら教えてくださいね。
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次回のオープンキャンパスは3/29(日)です。最新情報は、学科instagramから!
STは,言語聴覚士のことで、コミュニケーションとのみ込み(嚥下)を支える医療系国家資格のいる職業です。Speech-Language- Hearing Therapistsの略です。
新潟市北区島見町にある新潟医療福祉大学の言語聴覚学科広報より ST kouhouがお送りしました。