
4月から松井先生が着任されましたので、ご紹介します。
Q.これまでのご経歴を教えてください。
新潟医療福祉大学を卒業し(10期生です)、茨城県にある筑波記念病院で5年勤務しました。高次脳機能障害についてもっと勉強したいと思い、新潟医療福祉大学大学院に入学しました。新潟リハビリテーション病院で勤務しながら、研究を行いました。大学院修了後は、富山大学附属病院で4年勤務しました。

Q.言語聴覚士を目指したきっかけは?
オープンキャンパスで検査を体験し、脳っておもしろい!と思ったことがきっかけです。文字を読まなきゃいけないのに、なんで色を言っちゃうんだろう、って不思議に思ったことを今でも覚えています。

Q.専門分野を教えてください。
高次脳機能障害です。卒業論文はレビー小体型認知症の進行について、修士論文はアルツハイマー型認知症の共感の障害ついて研究しました。今後は検討中ですが、高次脳機能障害について研究したいと思っています。
Q.ご趣味は?
①ライブに行くこと。今年の米フェス、音髭が楽しみです。
②休日の朝にパンを買ってきて、コーヒーを挽いて飲むこと。
最近は運動不足なので、泳ぎにいこうかな~と思っています。

Q.本学科卒業生としても頼りにさせてください!在学生へ一言お願いします。
学生時代は、評価実習・臨床実習ともに緊張してちゃんと検査ができなかったことや、バイザーみたいに患者さんと上手に会話ができなくて、なんでできないんだろう、と落ち込んだ経験があります。一方で、患者さんの症状と教科書で学んだことが一致したときには「こういうことか!おもしろい!」と感動したことも覚えています。勉強は大変ですが、頑張った分だけ、「楽しい!おもしろい!」と思えるはずなので、一緒に頑張りましょう。卒業生の私だからこそアドバイスできることがあると思うので、ぜひ合研に来て話しかけてくださいね。
Q.高校生へメッセージをください。
リハビリ=理学療法士と思われがちですが、飲み込みやコミュニケーションに対するリハビリをする言語聴覚士はとても魅力的な仕事です。ぜひオープンキャンパスに来て、言語聴覚士のおもしろさを感じてください!
松井先生、ありがとうございました。
STは、言語聴覚士のことで,コミュニケーションとのみ込み(嚥下)を支える医療系国家資格のいる職業です。Speech-Language- Hearing Therapistsの略です。
新潟市北区島見町にある新潟医療福祉大学の言語聴覚学科広報より ST kouhouがお送りしました。