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2025.04.10

新任の原先生をご紹介します!

言語聴覚士(国家資格制定前は言語療法士)になって、35年になります。臨床は、急性期の病院から始まり、回復期、生活期、在宅、小児のことばの教室など、広い領域を行ってきました、言語聴覚士養成校の教員経験は、専門学校、大学あわせて22年になります。先日までは、作業療法士養成校の教員を3年間勤めました。

20才の時に、怪我の治療をした病院の整形外科の先生に、「言語療法士」の仕事を紹介されました。大学で心理学を学んでいたので、心理学を生かせる仕事として選びました。

摂食嚥下障害、小児の構音障害が専門です。摂食嚥下障害については、地域に住む高齢者の口腔の健康に関する研究を行ってきました。

最近は忙しくてできていませんが、サイクリング、スキー、カヌーなど、アウトドアが好きです。また、各地のマラソンにも出場して、9回完走しました。

言語聴覚士になるためには、タイトな講義・演習・実習をこなし、また国家試験に合格するという、山または山を乗り越えなければなりません。しんどい中でも、講義・演習や友人・クラスの仲間・ゼミを通した触れ合いの中で、「新潟医療福祉大学に来てよかった!」と思えるよう、一助になるように支援します。よろしくお願いいたします。

昨年度の後半に、連続テレビ小説「おむすび」の中で、言語聴覚士が摂食嚥下障害の検査をする場面が紹介されていました。言語聴覚士の仕事は、「食べる」ことの支援のほかに、「話す」「聞く」といったお子さんや高齢者のコミュニケーションや「考える」などの認知機能(高次脳機能)を扱う、幅広い領域を、やりがいをもってできる仕事です。ぜひ目指してほしいと思います。

原先生、ありがとうございました。

STは、言語聴覚士のことで、コミュニケーションとのみ込み(嚥下)を支える医療系国家資格のいる職業です。Speech-Language- Hearing Therapistsの略です。

新潟市北区島見町にある新潟医療福祉大学の言語聴覚学科広報より ST kouhouがお送りしました。

#教員の活動