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2025.01.15

失語症患者さんの社会復帰について

こんにちは、言語聴覚学科2年の三村です。私は、11月24日に新潟日報メディアシップで開催された新潟県言語聴覚士会県民フォーラムで失語症当事者の池田博之さんの講演を拝聴しました。

池田さんは2015年に脳梗塞によって失語症を発症。リハビリを経て、以前勤めていた会社に復帰することができました。

失語症は、見た目では分かりづらい症状で現在も流暢に話すことが難しく、聴いて理解するのに時間が掛かるなど大変なこともありますが会話の際は事前にゆっくり話してほしいことを相手に伝える、ボイスメモで録音して繰り返し聴くなど工夫をしているそうです。

講演では、池田さんが会社復帰に向けて行ったことについてお話を聞きました。失語症は、発症後の社会復帰が難しいのが現状です。今回の講演を聞いて将来、言語聴覚士としてリハビリを行う中で患者さんの社会復帰をどのようにサポートしていくかを考えるきっかけとなりました。

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三村さん,ありがとうございました。

貴重なお話を聞くことができて,大学での学びとつなげ理解が深まりそうですね。

会場では,吉岡先生が大学出張ブースも構えておりました。

言語を支えるお仕事,とてもやりがいがあります。

みなさんも,一緒に勉強しませんか?

STは,言語聴覚士のことで、コミュニケーションとのみ込み(嚥下)を支える医療系国家資格のいる職業です。Speech-Language- Hearing Therapistsの略です。

新潟市北区島見町にある新潟医療福祉大学の言語聴覚学科広報より ST kouhouがお送りしました。

#失語症