こんにちは.
4月に行われた中高生の調査で,言語聴覚士がなりたい職業第3位にランクインしました!
前回は7位だったようですので,順調に順位を上げています.
こちらの結果を受けて,新潟県言語聴覚士会会長 佐藤卓也先生(本学科教員)にコメントをいただきました.
将来の職業に関心のある世代の若者に興味を持っていただいていることは大変うれしい限りです.新潟県言語聴覚士会としても,一般に方々へ向けてのPR活動に力を入れております.最近のドラマにも言語聴覚士の対象領域が取り上げられていました.
人と人とがつながるための最も重要なものがコミュニケーションです.その支援をする国家資格が言語聴覚士です.
ぜひ,本学のオープンキャンパスでもっと詳しく知ってもらえれば何よりです!
さらに,本学科学科長 大石如香先生にもコメントをいただきました.
「13歳のハローワーク公式サイト」の人気職業ランキングにおいて,言語聴覚士が第3位にランクインしました!
なぜ言語聴覚士がこんなにも注目されているのでしょうか?
それは,言語聴覚士(ST)が持つ素晴らしい能力と魅力にあるのではないでしょうか.
STの魅力は,コミュニケーションの専門家として「人々を支援するやりがい」と「多様なスキルを活かせる」ことです.そのやりがいは何ものにも代えがたいものがあります.また,コミュニケーションスキルや心理学を学び,コミュニケーション障害を持つ人々に向けて,効果的なコミュニケーション方法を提供することができます.この点は,人とのつながりを大切にする中高生の皆さんにとって魅力的だと思います.
オックスフォード大学の研究では,702職種を対象に,将来,人工知能(AI)によって仕事が自動化されるかどうかが分析され,今後,10~20年でなくなることが予測される職業のランキングが発表されました.その研究で,なくならない職業の第5位が言語聴覚士でした.言語聴覚士は将来性と安定性があり,AIが進化していくこれからの社会においても,なくてはならない職業ですね.
言語聴覚士ほど,人間味があり,奥が深く,やりがいのある職業はないと私は思っています.皆さんも,本学で一緒に言語聴覚士を目指しませんか?
皆さんに会えることを楽しみにしています.
STは,言語聴覚士のことで,コミュニケーションとのみ込み(嚥下)を支える医療系国家資格のいる職業です.Speech-Language- Hearing Therapistsの略です.