こんにちは.言語聴覚学科2年の松本です.
前回の記事に書いた『共同注意』についてご説明したいと思います.
ブログをご覧のみなさんは昔話の桃太郎をご存じですか?
どんぶらこどんぶらこと川から流れてくるあの大きな桃の物語です.
桃太郎が入っている大きな桃を見つけたのは川で洗濯をしていたおばあさん1人ですが,もしも芝刈りを終えたおじいさんが一緒にいたらどうしていたでしょうか.
おばあさんとおじいさんは,2人とも川から流れてくる大きな桃に注目していたと思います.
この時,おばあさんとおじいさんは2人とも『大きな桃』という共通のものに注意を向けています.
このように『人と人が共通のものに注意を向けている』状態を共同注意といいます.
共同注意が成立すると,自分と人とものの関係ができるので,コミュニケーションの幅が広がったり,言葉の力が伸びたりと,発達に様々な影響があります.
前回の記事で印象的だった見学場面として書いた絵描き歌を用いた訓練ですが,これは『絵描き歌をしている先生』が『描いている絵』に『お子さん』も注目する,という3者の関係が出来ているため,共同注意という力を伸ばすことに繋がっていたのです.
言語聴覚学科では,子どもから大人まで幅広い年齢の方の支援を学びます.
前回,今回と書いてきた子どもの発達に興味がある方は,ぜひ一度オープンキャンパスなどにお越しください.お待ちしております.
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松本さん,ありがとうございました.
桃太郎の例え,分かりやすいですね.
STは,言語聴覚士のことで,コミュニケーションとのみ込み(嚥下)を支える医療系国家資格のいる職業です.Speech-Language- Hearing Therapistsの略です.
新潟市北区島見町にある新潟医療福祉大学の言語聴覚学科広報ST Kouhouよりお届けしました.