こんにちは。トーキングA子です。
みなさん、みなさんの座右の銘は何でしょうか?
座右の銘はその人の人生観や人となりを表すので、授業の中でも自己紹介の時に聞いたりしています(学生のみなさん、いきなりの無茶ブリ、ごめんなさいね)。
先日、素敵な言葉に出合いました。
『日々是好日(にちにちこれこうじつ)』です
『日々是好日』は、禅語として有名な言葉です。
意味は
毎日がよい日である、という意味ですが、これにはとても深い意味があり、
その日その日が最上であり、最高であり、かけがえのない一日である。
日々、苦しみや悲しみ、喜び、楽しみなどさまざまなことがあるが、
すべてこの一日を素直に受けとめ、自然の中で生かされているということを感じ、
一日を、この”今”という時を感謝して過ごせる、というところに真実の生き方がある、
というような意味です。
私たちの人生は雨の日もあり、風の日もあり、晴れの日もあります。しかし、雨の日は雨の日を楽しみ、風の日には風の日を楽しみ、晴れの日は晴れの日を楽しむ。すなわち楽しむべきところはそれを楽しみ、楽しみ無きところもまた無きところを楽しむ、これを日々是れ好日というそうです。
どんな苦しい境界に置かれても、これ好日、結構なことですと、カラ元気でなく心から味わえる、それが人生の達人であるという雲門禅師の教えのようですね。