関東に就職した先輩からレポートが届きました．

言語聴覚士は社会的に不足しており，引く手あまたです．

地元で就職した先輩もたくさんいますが，今回は関東編です．

お仕事のやりがいは？

　主に高次脳機能障害の患者さんを担当させていただく機会が多いのですが，自身で考えたプログラムなどが上手くいかないかずに何度も工夫して徐々にその方に合った訓練内容を組み立てて実行し，回復過程を間近に見ることができる点がやりがいに繋がっていると感じます．

難しいと思うことや頑張っていきたいことは？

　新患の方を担当させていただく際に予後予測や目標設定の検討がとても難しいと感じています．回復期に転床してきたばかりで状態が安定していない患者さんなどを評価する段階で時間がかかってしまうので，先輩に相談したり文献を調べ，多くの患者さんを担当し経験を積んで早期に治療計画を立てて実践出来るよう努力していきたいです．

関東での生活はどうですか？

　まず，利便性の良さが自身の中では１番のメリットかと思います．場所にもよりますが交通のアクセスが非常に良いので車が無くても快適に生活が出来ます．また，新潟に比べ晴れの日がとても多く，雪も降らないので外出やお出かけが好きな方にはピッタリかと思います．

　反対に，利便性が良い分，人口が多いので商業施設や飲食店など人混みが多い場所が多く，そういった場所が苦手な方はデメリットに感じるかと思います．また，関東に限りませんが，地元に帰れる時間が少ないので家族や友人に会う時間が減ることもデメリットのひとつかと思います．

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趣味も楽しみながら，張り合いを持ってお仕事されていますね．

レポートありがとうございました．

素敵な先輩のように皆さんも言語聴覚士を目指しませんか？

STは，言語聴覚士のことで，コミュニケーションとのみ込み（嚥下）を支える医療系国家資格のいる職業です．Speech-Language- Hearing Therapistsの略です．

新潟市北区島見町にある新潟医療福祉大学の言語聴覚学科広報ST Kouhouよりお届けしました．