クリニックや支援学級で働く言語聴覚士が出演するTVドラマが,1/20(金)より始まります.
(金曜ナイトドラマ『リエゾン』についてはこちらをご参照ください.)
漫画が原作だそうですので,予習をしてみました.
原作の1巻から3巻を読んだある大学教授(言語聴覚士)の感想です.
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原作には,初め小児科医や臨床心理士が登場し,WISC(子どもの知能検査:詳しくはこちら)や色々な発達障害の名称が出てきます.漫画に出てくる研修医や指導医も発達障害とされていましたが,もしかしたら現実にもいない訳ではないかな?
読んでいる途中,言語聴覚士役はドラマのオリジナルキャラクターかと諦めかけていましたが,漫画にも言語聴覚士である堀凛(ほりりん)がちゃんと出てきました.姉御肌で口が悪いそしてロリータ・ファッションですが,仕事はきっちりしてる感じ.現実にもこういうタイプの言語聴覚士もいるのかな?患者さんのご家族ではいましたけど,私は違いますね.
訓練としては,プレイセラピーという遊び中心のものが紹介されていました.私はあまりプレイセラピーはやりませんが,リアルに描けていると思いました.漫画に出てくる症例は程度としては軽めかと思いますが,対象児とその家族の実情がよく表現されていると感じました.
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吉岡先生,ありがとうございました.吉岡先生のご紹介はこちら
また漫画の続報やドラマについても記事にしていこうかと考えております.
STは,言語聴覚士のことで,コミュニケーションとのみ込み(嚥下)を支える医療系国家資格のいる職業です.Speech-Language- Hearing Therapistsの略です.
新潟市北区島見町にある新潟医療福祉大学の言語聴覚学科広報ST Kouhouよりお届けしました.