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2022.10.20

“二刀流”より臨床の経験を積みたくて・・・①

社会人入学され,現在言語聴覚士として回復期病棟に勤務されている卒業生のご紹介をします。

一旦社会に出てから,4年生大学に入るのは勇気がいると思います。

お仕事やその他家庭などでの役割とのバランスが取れるのか不安要素は多いでしょう。

今回は,元々TVやラジオでお仕事をされていた言語聴覚士田村和子先生にお話を伺いました。

田村先生は,ラジオパーソナリティー南雲和子さんとしてご活躍されていました。

「ECHIGORIAN~トキめき新潟人」という人気コーナーをご存じの方もいらっしゃるでしょう。

言語聴覚士を目指したきっかけ

ラジオの仕事をして20年程の経験を積んだ頃,「話し方教室」などの講師依頼を受ける様になったそうです。講師をするならと,「話す」ことについてご自身の経験だけでなく客観的な根拠を求めた結果,言語を臨床的に研究している専門職である言語聴覚士にたどり着いたとのことです。正直なところ・・・と,「フリーアナウンサーの仕事を深めるために大学の門をたたいたところもあります。だから入学当初は,ラジオの仕事を辞めるつもりはなく,あわよくば二足の草鞋を履こうと思っていたんですよ。」 と打ち明けてくださいました。

社会人学生の現実(苦労編)

まず,入試でも社会人学生ならではのご苦労があったとか。

「直前まで迷っていたこともあって,願書は出張で移動中の揺れるフェリーの中で書きました。乱筆で不出来な書類を受理してくださった先生には感謝しかありません。」と苦笑されていました。入試本番も半日お休みを取って,挑まれたそうです。

<次回予告>

社会人大学生活の実際や,田村和子先生のこれからの「夢」については次の記事でお届けします。

STは,言語聴覚士のことで,コミュニケーションとのみ込み(嚥下)を支える医療系国家資格のいる職業です。Speech-Language- Hearing Therapistsの略です。

新潟市北区島見町にある新潟医療福祉大学の言語聴覚学科広報ST Kouhouよりお届けしました。

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言語聴覚学科公式ブログURL:https://st.nuhw.ac.jp

#卒業生