炭酸飲料にとろみを付けられることをご存じでしたでしょうか?
今回は,コーラにとろみを付けてみましたのでそのご報告をします。
炭酸飲料と嚥下に関する報告は,先日開催された第28回日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会でもありました。注目されているのですね。
学校終わり,お仕事帰りに炭酸飲料系を飲みたい人も結構いるようです。
では,実際に作り方からご説明します。
作り方
材料:ペットボトルのコーラ 500ml,とろみ剤(必要なとろみに合わせる,今回は「薄いとろみ」程度)
炭酸飲料は嚥下障害をもつ方にとって比較的飲みやすい液体とされています。そのため,実際の臨床で炭酸飲料にとろみを付ける場合は,「中間のとろみ」や「濃いとろみ」を用いることが多いようです。今回は,サンプルですので「薄いとろみ」で試しました。
1. とろみ剤を入れる
2. 1分間シェイク
3. 冷蔵庫で一晩おく
感想
蓋を開ける際,いつもより飛び散りました。<<要注意>>
ダマはなく,滑らかでした。炭酸は蓋を開ける際抜けてしまったのか,弱くなっていました。甘さも弱く感じました。同量同製法で作った無糖炭酸水は,粘性が高く炭酸も比較的残っていました。
STは,言語聴覚士のことで,コミュニケーションとのみ込み(嚥下)を支える医療系国家資格のいる職業です。Speech-Language- Hearing Therapistsの略です。
新潟市北区島見町にある新潟医療福祉大学の言語聴覚学科広報ST Kouhouよりお届けしました。
<<ブックマークURL変更のお願い>>
お手数をおかけし申し訳ございませんが,ブックマークURLの変更がまだの方は,変更をお願いします。
言語聴覚学科公式ブログURL:https://st.nuhw.ac.jp