こんにちは。
STkouhouです。
俳優、シンガーソングライターの加山雄三さんの記事をみつけました。
加山さんは一昨年脳梗塞を、昨年は小脳出血を患われました。
記事によると昨年の小脳出血のあと、言語障害を生じたそうです。
記事を読んだ限りでは、言語聴覚士によるリハビリを受けられたのかな?と思いました。
Yahoo!ニュース内の記事のリンク
https://news.yahoo.co.jp/articles/a150301f9c8b2606be1811fea271460cd3e565a8
この記事の中で興味深かったのは、病気になった後、
会話では困難さ感じるのに、歌唱では病前と変わらない状態であったということです。
たしかに言語障害を生じた患者さんの中には、会話と歌唱で症状に差がある方がいらっしゃいます。
言語のリハビリでは、リハビリプログラムに歌唱を取り入れることがあり、
言葉を使ったリハビリでは困難さが強い方も、歌唱のリハビリではいきいきとされるのが印象的です。
また、記事の半ばには、歌手のBABYMETALやAI(人工知能)についても言及されていて、
最新の事象にお詳しいことに驚かされました。
記事には言及がないですが、ゲームもよくされる方だそうです。
私の加山雄三さんのイメージは、ヨットやギターのイメージでしたが、
それにとどまらない非常に多趣味の方のようです。
まわりのスタッフの方は若い方が多いそうで、その分新しい情報も入手しやすいのでしょうが、
それ以上に加山さんご本人が、柔軟で何事にも好奇心を持って前向きに取り組まれる方であると推察しました。
記事の後半には、小脳出血の経験もプラスにとらえていきたいとの発言があります。
これも加山さんの前向きな性格がなせることと思います。
この記事を読んで、言語聴覚士は、リハビリに取り組まれる患者さんの気持ちを,
前向きにしていく支援が必要と感じました。
そのためには、言語聴覚士自身が、柔軟で好奇心旺盛な姿勢を持ち続けることが大事ですね。
言語聴覚士は一度資格を取れば終わり、という仕事ではありません。
言語のリハビリは日々進歩しますので、常に新しい情報を取り入れる必要があります。
また、目の前の患者さん自身に関心を持ち、患者さんにとって何が良いリハビリであるか、
常に模索していく姿勢も求められます。
いずれも簡単なことではありませんが、一方で言語聴覚士の仕事の醍醐味でもあります。
自分を成長し続られる言語聴覚士の仕事に関心がある方はぜひ、
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