こんにちは!海馬です
今日は、夏休みに本学図書館で借りた図書をまた紹介したいと思います!
タイトルは 「細胞紳士録」(藤田恒夫・牛木辰男著、岩波新書、2004年)。
著者のお一人、牛木辰男先生は、新潟大学大学院医歯学総合研究科・顕微解剖学分野の教授です。「入門組織学」の著者でもあり、お世話になったリハビリ関係の学生も多いのでは?
「細胞紳士録」は、一般書で、カラー写真が豊富で、とても興味深い話題に満ちています。解剖学(組織学)というと、難解な印象を抱きがちですが、この本は本当に面白いですよ!
細胞ごとに、ユニークな見出しがつけられています。
たとえば、
「レース編みの名人 脂肪細胞」
「ストレスで元気になる 副腎皮質細胞」
「サインはV 内耳の有毛細胞」
などなどです。
もちろん、写真やイラストだけではなく、紹介されている説明文(物語)も、ちょっとしたミステリー小説を読んでいるような面白さがあり秀逸です。
ぜひ、お手にとってご覧ください。