4月に佐藤克郎先生が着任なさいました
佐藤先生にインタビューしてみましたよ.
ご紹介します
自己紹介をお願いします
1987年に新潟大学医学部耳鼻咽喉科に入局した耳鼻咽喉科医です.
その後,新潟県内の病院勤務とアメリカ留学(ミネソタ大学)を経て
2012年3月まで新潟大学の准教授をしていました
どのような研究をなさっていますか?
耳鼻咽喉科は医学部の中ではとても小さい科ですが,結構いろいろなことをやっています.
私はその中で「頭頸部腫瘍(とうけいぶしゅよう)」(肩より上で脳と眼を除く部位にできる腫瘍)と
「音声言語障害」(声やことばの不自由)の臨床研究と,
「中耳感染症」(中耳炎が起こるメカニズム)の基礎研究を専門としてきました
医師をめざしたきっかけは?
理系と文系の両方の要素を持つ分野がいいと思いました.
私の両親が医師で,その生活を見ていたことも関係していると思います.
学生時代の思い出はなんですか?
あまり真面目な学生ではありませんでしたが,慣れない一人暮らしをしながら,いろいろな地域から来たさまざまなキャラクターの友人と交流できたことが印象に残っています.
現在は皮膚科の開業医の妻と共働きなので,当時わずらわしいと思っていた一人暮らしの経験(炊事,洗濯など)が役に立っています.
最近,どんなことに興味をお持ちですか?
①一人娘の成長
②今年度からたずさわることになった言語聴覚士の育成
③趣味(アメリカの伝統音楽,歴史小説,スポーツクラブ など)
在学生へメッセージをお願いします!
言語聴覚士は,QOL(生活の質)を高めたいという要望の高まりや,
高齢化が問題となっている現代社会でたいへん求められている仕事です.
将来を夢見て頑張りましょう.
言語聴覚士を目指そうと思っている高校生のみなさんへメッセージをお願いします!
言語聴覚士は比較的新しい職業で,今どんどん仕事の範囲が広がって発展している分野です.
興味があれば,ぜひこのホームページやオープンキャンパスへの参加で情報を集めてください.
佐藤先生,ありがとうございました!
佐藤先生は,非常勤講師として当学科に教えに来ていただいたときから,
学生に大人気の先生でした!
言語聴覚士にとって耳鼻咽喉科領域の勉強はとってもとっても大切なのです.
佐藤先生にたくさんのことを教えてもらってくださいね