こんにちは。STkouhouです。
本学科では3年生の秋に,3週間の学外実習(実習Ⅱ)に行きます。
この実習は評価実習ですので,学生は多くの患者さんを評価させていただきます。そのうち一人の患者さんについては特に細かく評価し,症例報告書にまとめる作業をします。
そして実習を無事終えて大学に戻った後,まとめた症例について皆の前で発表します。
この発表する場を,本学科では「事後セミナー」と呼んでいます。
セミナーには3年生だけでなく,来年度実習に行く2年生も参加します。
以前は大教室で一堂に会し実施していましたが,コロナ禍により昨年からはオンライン形式で開催しています。
発表者は,症例報告書を画面共有して発表します。発表後は質疑応答も行います。
学会発表のように,発表時間や質疑応答の時間は決まっており,時間をオーバーすると座長役の教員から警告のベルが鳴らされます。
皆の前で症例を一人で発表するのも,質疑応答に応じるのも,3年生にとってほぼ初めての経験です。教員からは鋭い質問が向けられますので,皆非常に緊張します。
症例発表が終了してはじめて,臨床実習Ⅱは終了するとも言えます。
臨床実習Ⅱと事後セミナーは,言語聴覚士を目指す道のりの一里塚です。
次は4年生時の8週間の総合実習が控えています。この実習では評価はもちろん訓練も実習します。
学生にとってまた高い関門となりますが,言語聴覚士になるという目標に向かって一歩一歩進んでいきましょう!
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