上くちびるや口の天井(口蓋)が割れて生まれてくる病気で、日本人に比較的多く、発生頻度は500人に1人と言われています。
基本的には、割れている部分の形成(修正)手術を受けますが、哺乳の問題、発音の問題、歯並びの問題などチェックすべき項目は多く、青年期までのフォローが必要となります。
特に発音の問題は鼻から息が漏れることにより生じることが多く、歯科医や医師との連携が重要になります。
写真はバルブ型スピーチエイドといって、鼻から息が漏れて発音がしにくいときに口の中にはめて使用することがあります。
写真右についている丸い球(bulb)によって、鼻に息が漏れないようにします。