こんにちは。STkouhouです。
3年生は秋に「実習Ⅱ」があります。
これは学外で行う実習で,新潟県内外の病院や施設で約4週間行われます。多くの場合。各施設で学生は一人で実習します。学生はここで初めて患者さんに言語障害や嚥下障害に関わる検査をさせていただきます。さらに検査の結果をもとにリハビリ計画を立てます。最後は症例報告書をまとめて大学内で発表します。
初めて一人で実習すること,これまでの見学実習と異なり患者さんに直接関わること,一定期間施設に通うこと,施設の場所によっては下宿して通うこと,どれも学生にとっては緊張することばかりで,学生は皆必死で実習準備をしています。
演習室では学生同士ペアになって検査練習を行っています。ただしコロナ感染予防のため,発音やのみこみの障害の検査を学生同士で行うのは控えています。というのもこれらの障害の検査では,頭頸部や口腔内など体の一部に直に触れて行う場合があるためです。
そのため大学では,学生同士での練習は行わず,自分の体を使って練習するよう指示しています。写真のような使い捨ての道具を練習用に配布していますので,学生はこれらを使って鏡の前で自分の口腔内や舌などを触って練習しています。
3年生から所属する卒業研究ゼミでも,実習準備をします。
基礎知識の確認のため皆で国家試験の過去問題を解き合ったり,検査の動画を一緒にみたりします。
ゼミ担当の教員からは,実習で気を付けることのアドバイスを受けます。実習場面で役立つ教員自身の経験談を聞くこともあります。
実習開始時期は施設によって異なります。一番早い人では9月の末から始まりますが,コロナ感染予防のため実習開始の2週間前から施設のある県に移動している学生もいます。
先日3年生の二人組が,実習に行く前の挨拶に来てくれました!
いっぱい勉強してきてくださいね!!
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