こんにちは。STkouhouです。
今月末から始まる3年生の実習「実習Ⅱ」について,前回から実習の準備内容を紹介しています。
下記の準備5点のうち,前回は1から3について説明しました。
1 学生紹介書の作成・実習施設への送付
2 実習先への電話
3 実習先へ持参する物品の準備
4 実習先が対象とする疾患や障害の学習
5 実習先で行う検査の練習
今回は4と5の準備について説明していきます!
4 実習先が対象とする疾患や障害の学習
2の電話で指導者の言語聴覚士から聞いた情報をもとに,実習で経験する疾患や障害の学習をします。授業は3年の前期ですべて終わっていますので,どの疾患も障害も一通り学習したことはあるのですが,すべてを詳しく学習しているわけではありません。
実習施設によっては,患者さんの数が少ない疾患や障害を対象とすることもありますので,授業の復習だけでなく自分で図書館で調べたり教員に聞いたりして学習を進めます。
5 実習先で行う検査の練習
実習先で行う検査は実習先によって異なります。多くの施設では標準的な失語症の検査や知能検査を実施しており,大学の授業でもよく学習します。しかし患者さんを相手に検査を行うと,緊張して思うように検査できない場合もあります。
患者さんによっては,障害のため集中が難しいことや検査の教示を理解しにくいことがあり,その結果スムーズに検査実施できないこともあります。学生たちは患者さんの様々な反応を想定しながら検査練習を行います。
本学科では学生の検査練習用に3つの教室を開放し,学生たちは予約して使用することで,密な状態になるのを防止しています。
2年生時の実習と違いはじめて一人で臨む実習は緊張しますね。
しっかり準備して,実りの多い実習となるよう頑張ってください!!
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