大学の実習棟では、小児を対象とした臨床を教員が行っています。
そこでは発達検査や言語検査、言語訓練を実施しています。
もちろん、臨床見学を希望する何人かの学生も参加していて、保護者の承諾を得て学生が検査や訓練を施行することもあります。
一番最初は子どもと遊べなかった学生も、回を重ねるに従って子どもが示す小さな変化を見逃さなくなります。
言語聴覚の臨床から見ればささやかな機会ですが、それでも学生たちは成長していきます(もちろん、子供も)。
最初から上手にできる臨床家はいません。
一歩ずつ着実に上手になっていけばよいのです。
本学言語聴覚学科では、そのための「場」を積極的に設けています。