みなさんはお話をするときに「か」の音をどのように出しているのか意識したことはありますか?
「か」を言うときは舌の奥が持ち上がり、口腔内の天井(口蓋)にくっつくのがわかります。
『がらがらうがい』のマネをするときにも「か」に近い音が出ます。
このように、普段わたしたちは意識せずに舌や唇などを駆使して音を出し、それを話し言葉として活用しています。
音声学の講義では、日本語で使う「音」を中心として
どのように音が作られるのか?
どのような時にその音を使うのか?
などを勉強していきます。
普段なにげなく話していることばですが、1秒間に5~6つもの音を話すことができるそうです。
「おはようございます」を何秒で言えるかストップウオッチで計ってみるのも面白いかもしれませんね。