この授業では、失語症の原因、タイプ、評価法など、失語症のリハビリテーションに必要な基本的なことを学びます。
失語症は多くの言語聴覚士が関わる障害です。
「言いたいことが言えない」
「きこえているのに、ことばの内容がわからない」
「文字の読み方を誤ってしまう」
「文字を誤って書いてしまう」
など、症状にはいろいろなものがあります。 失語について
この講義では、患者さんの症状の背景にある障害メカニズムを分析する方法を身につけ、臨床現場で実際に対応できるようになることを目標としています。
講義の他に、実際に臨床で使用する検査の演習も行います。
写真は5人の小グループにわかれて標準失語症検査を行っている場面です。
いろいろな症状をもつ患者さんを想定し検査を進めていきます。
大切なのは検査の項目が何を評価しているのかを理解すること、そして結果が何を意味しているのかを考えることです。