こんにちは。
STkouhouです。
3/3、3/4の2日間、開催された、
本学科の卒業研究発表会について紹介しています。
今回は吉岡ゼミの発表を紹介します!
吉岡豊准教授は、言語発達障害児の語彙獲得および語彙特徴に関する研究、
機能性構音障害児における語彙能力に関する研究、聴覚機能検査をご専門とされています。
ゼミ生の発表も、小児の言語発達や聴覚機能検査に関するものとなっています。
吉岡ゼミの学生の演題
- 機能性構音障害児における呼称課題の誤反応分析
- "報告年別にみた小児失語の言語症状とタイプ分類
―発症年齢と原因疾患からの検討―" - 純音聴力検査における旧4分法と新4分法の比較
- "「ことばの遅れ」を主訴として来所した16症例について
―言語発達と来所までの過程の検討―"
機能性構音障害とは、口唇や舌といった発声発語に関係する器官の形状や動きに、
明らかな異常がなく、また、聴力障害がないにも関わらず、
適齢になっても発音が正しくできない状態を指します。
また、小児失語とは小児期に、
怪我や病気によって大脳の言語中枢を損傷することで生じる失語症のことを指します。
機能性構音障害も小児失語も、小児を対象とする言語聴覚士が携わる言語障害であり、
成人の構音障害や失語症とはまた異なる評価や訓練を行うスキルが必要となります。
次回は今井ゼミの発表を紹介します!
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