聴覚障害Ⅰ(小児)で学んだ聴覚障害児について、診断・評価・治療を実際の機器を使用して理解を深めます。
例えば、みなさんが健康診断などで聞こえについて右左の耳を検査します。
小学生にもなれば「音が聞こえたらボタンを押してくださいね」という指示に従って難なく行うことができますね。
しかし、3歳の幼稚園児がちゃんと検査できるでしょうか?また、0歳の赤ちゃんは??
年齢によって適用する検査は様々です。
本学では、いろいろな年齢、障害に対応する聴覚検査機器を揃えています。
こちらは純音聴力検査というみなさんもよく見る聴力検査です。
125Hz~8000Hzという幅広い音域について聞こえを計測します。
これは視覚強化式聴力検査やCOR(条件詮索反応聴力検査)の演習場面です。
3歳以上の子どもに対して行う遊戯聴力検査Play Audiometryで、音が出ている時だけボタンを押すと玩具が見える仕組みになっています。
ここでは小グループに分かれ、全員が検査を実施できるよう細かな指導を行っています。