こんにちは。
STkouhouです。
本学科では2年生時から、学外の医療施設へ実習に行きます。
実習に行く前の準備として、学生たちに抗体検査やワクチン接種による
感染症の対策を行っているのはご存じでしょうか?
言語聴覚士が実習を行う場所の多くは、医療施設です。
実習中に学生は、リハビリテーションを受ける方も含め大勢の患者さんにお会いします。
中には免疫力の低下している患者さんもいらっしゃいます。
もしも実習先で、学生が結核などの感染症を発症し、
患者さんにうつしてしまったら大変なことです。
そこで本学科の学生は実習前に、結核、風疹、おたふくかぜ、はしかの感染症に対する
抗体があるか確認を行います。B型肝炎に対してはワクチン接種を行います。
B型肝炎の抗体は、十分な抗体獲得のためにワクチン接種を3回要します。
しかもこの3回のワクチンは次々と接種できるものではなく、
各回の間は一定の日数をあけなくてはいけません。
そのため本学科では、ワクチン接種を1年生のうちから計画的に行って準備を進めています。
実習の準備は、医療職としての知識や振る舞いを身につけることだけでなく、
患者さんに感染症のリスクを持ち込まないよう、自分の体を準備することも含まれるのですね。
ワクチンといえば、最近は新型コロナウイルスに対するワクチンの開発が報じられていますね。
一日も早く普及して、患者さんも学生も安心して実習が行えるようになりたいですね。
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