こんにちは。STkouhouです。
本学では4年生の前期に学外の臨床実習に行く前に、
「言語聴覚障害基礎特論」という講義を履修し、試験に合格することを求めています。
この講義は例年春に集中講義として開講されます。
約10日間の開講中、学生は失語症や摂食・嚥下障害などの専門科目の他、
解剖生理や社会保障制度など基礎科目も学びます。
すべて臨床実習に必要な科目であり、学科の複数の教員が講義します。
しかし今年はコロナの影響で、特論の講義も含め、すべての授業はWeb上で行われることになりました。
Web授業の型式には、双方向型(授業の動画をリアルタイムで視聴する方法)とオンデマンド型(あらかじめ録画された動画を再生して視聴する方法)がありますが、
今回の特論の授業はすべて、オンデマンド型で行いました。
そして動画を視聴した翌日には、担当教官による質疑応答の時間を設けました。
質疑応答ももちろんWeb上で行いました。
写真は今村徹教授による、臨床神経学に関する質疑応答の様子です
(学生のアイコンはぼかしてあります)。
本学のWeb授業は、Teamsというマイクロソフト社のシステムを使用しています。
Teamsには学外の人がシステムに侵入しにくい利点があります。
また、Micorosoft formsというツールを用いて、試験もWeb上で行うことができました。
授業も試験も、Web上で行うのは初めてでしたが、
大きなトラブルもなく終了し安心しました。
学生のアンケート結果をみますと、オンデマンドの授業形式は、
動画を繰り返し視聴したり、聞き逃したところを巻き戻して視聴したりできるので、
概ね好評だったようです。
今後も本学科のWeb授業での取り組みをご紹介していきます!
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