こんにちは。STkouhouです。
前回から、Web配信用に、演習講義の動画を作成する様子をご紹介しています。
今回は、3年生の演習科目、『聴覚障害Ⅲ演習』の撮影の様子です。
担当は、吉岡豊准教授です。
今回の動画では、耳型採取を撮影します。
耳型採取とは、やわらかい粘土状の型取り用剤を耳穴に注ぎ込んで固めて、個人の耳の形を型採りする行為です。
聴覚障害がある方が、個人の耳の形に合わせた補聴器や耳栓(イヤモールド)を作る際に行われます。
耳型採取の前には耳鼻科医の診察があります。
耳型採取の業務を行っている言語聴覚士は多くないですが、
聴覚障害の臨床に携わるためには、身に着けておきたい事項です。
撮影スタート!
まずは使用する器具や型取り剤について説明です。
型取り剤を準備します。
適切に扱わないと、型を採る前に固くなってしまったり、
柔らかすぎて固まらなかったりしますので、注意が必要です。
耳穴に異常がないか確認して…
型取り剤を注入していきます!
型採り剤が固まったら、慎重に取り外します。
無事に取れました!(耳型中央の白い部分は、鼓膜を保護するためのスポンジです)
演習が実際にできないのはつらいところですが、
動画は繰り返し見て学習できるという利点もあります。
Web授業は対面と比べ不自由な点もありますが、
Web授業ならではの特色を活かして、学生の学びを支援していきたいと思います。
本学科のWeb授業の取り組みは、今後も紹介していきます!
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